MENU

揚水機場施設

 元荒川土地改良区で管理している揚水機場施設は、全部で9箇所です。現在、揚水機 場施設で取水している地域の大半は、昔からため池や天水を利用した水稲栽培をしてい ました。

 

 ところが、戦前から戦後にかけて政府が食糧増産政策を進めていたこともあり、農業 用水の需要が急激に増加し、これら地域の水田では、たびたび、水不足が発生するよう になりました。各地でポンプが設置されたのは、この時期であり、農業用水の需要を賄 うべく、かんがい期には元荒川から水を汲み上げています。

揚水機場 施設一覧

水機場 施設一覧

施設名称

規模及び構造

取水量

貝塚第1揚水機場(蓮田市貝塚地内)

斜流渦巻ポンプØ350㎜1台、原動機22kw 軽量コンクリートブロック積 半地下方式

0.125m3/s(慣行水利権から算定)

貝塚第2揚水機場*1(蓮田市貝塚地内)

斜流渦巻ポンプØ250㎜1台、原動機15kw

軽量コンクリートブロック積 半地下方式 他管路(L=158m)

0.158m3/s(ポンプ能力から算定)

川島揚水機場(蓮田市川島地内)

片吸込渦巻ポンプØ250㎜1台、原動機15kw 軽量コンクリートブロック積 半地下方式

0.083m3/s(慣行水利権から算定)

川島中継揚水機場*1

水中ポンプØ100㎜1台、5.5kw、道路下マンホール

用水から取水

平林寺揚水機場(さいたま市岩槻区平林寺地内)

斜流渦巻ポンプØ250㎜1台、原動機11kw 鉄骨式亜鉛メッキ鋼板造 半地下方式

0.053m3/s(慣行水利権から算定)

掛上揚水機場(さいたま市岩槻区掛地内)

着脱式水中ポンプØ150㎜2台、3.7kw 軽量コンクリートブロック積 他管路(L=195m)

0.075m3/s(慣行水利権から算定)

掛下揚水機場(さいたま市岩槻区金重地内)

着脱式水中ポンプØ150㎜2台、3.7kw 軽量コンクリートブロック積 他管路(L=363m)

0.075m3/s(慣行水利権から算定)

上豊川第2揚水機場(さいたま市岩槻区南平野地内)

両吸込渦巻ポンプØ350㎜1台、原動機22kw 軽量コンクリートブロック積

0.200m3/s(ポンプ能力から算定)

尾ヶ崎揚水機場*1(さいたま市岩槻区尾ヶ崎地内)

着脱式水中ポンプØ200㎜2台、11kw 鉄骨式ALC版造

0.086m3/s(ポンプ能力から算定)

 

貝塚第2揚水機場(蓮田市貝塚地内) 貝塚第2揚水機場(蓮田市貝塚地内)

川島揚水機場(蓮田市川島地内) 川島揚水機場(蓮田市川島地内)

掛上揚水機場(さいたま市岩槻区掛地内) 掛上揚水機場(さいたま市岩槻区掛地内)

掛下揚水機場(さいたま市岩槻区金重地内) 掛下揚水機場(さいたま市岩槻区金重地内)

上豊川第2揚水機場(さいたま市岩槻区南平野地内) 上豊川第2揚水機場(さいたま市岩槻区南平野地内)

尾ヶ崎揚水機場(さいたま市岩槻区尾ヶ崎地内) 尾ヶ崎揚水機場(さいたま市岩槻区尾ヶ崎地内)